【カワラケツメイ(河原決明)】
カワラケツメイは、8~9月頃、花と果実をつけた全草を採集し、水洗いして数本ずつ束ねて、日陰に吊るして、2センチ程の長さに刻み乾燥させます。
これを生薬の、山偏豆(さんぺんず)をあてていますが、生薬山偏豆(さんぺんず)は、北アメリカ原産(学名Cassia mimosoides L.)の草本で、中国での帰化植物で、漢名を含羞草決明と呼び、生薬名を山偏豆(さんぺんず)としています。
カワラケツメイとの違いは、路傍、水辺に自生、高さ30~45センチ、葉も似ていて、山偏豆(さんぺんず)は、雄しべが10本、カワラケツメイは、雄しべが4本というところが違います。
葉や果実はお茶として利用され、マメチャ・ネムチャ・コウボウチャ・ハマチャ・コウカイチャなど、地方によってさまざまな名前が付いている事より昔からよく利用されてきたことがわかります。
河田園では、当園にて丹精込めて栽培したカワラケツメイを使用した「まめ茶」をお勧めしております。