河田園は昭和42年からお茶の生産を始め、現在1.2ha・年間4トンの生産量があります。
品種は「やぶきた」を中心に栽培しています。「やぶきた」は日本で最も多く栽培されている品種で、水色、旨味が優秀で上級煎茶に優れていると言われています。
また食の安全、環境保全、作業者の安全などに配慮し持続的な農業を実践するための125の基準をクリアした産品「美味しまねゴールド」の認証を受けています。
美味しまね認証は、産品が県の定めたGAP(農業生産工程管理)基準に基づき生産されていることを認証する県のGAP認証制度です。
GAPとは「Good Agricultural Practice(よい農業の取り組み)」の略で、「農業生産工程管理」と訳されます。これは食品安全、環境保全、労働安全等の観点から、生産・出荷工程において、事前に危害を及ぼす要因を検討し、未然防止のための管理手順、点検項目を定め、これに沿って農業生産の実施、記録、点検、評価を繰り返して行う一連の取り組みのことです。
島根県内の生産者は、日々GAPの取り組みを積み重ねることで、食品の安全だけではなく、水や土・生き物などの周囲の環境保全に努め、作業者の労働安全にも配慮しながら、持続可能な農業を目指しています。
一般的に、よいお茶ができる条件として
が、あげられます。津和野・河田園は、これらの条件を満たした茶園です。